1998-10-06 第143回国会 衆議院 文教委員会 第4号
○河野参考人 御紹介いただきました河野でございます。 本日は、本委員会で、中央教育審議会の答申「今後の地方教育行政の在り方について」に関する自由討議ということで、地方教育行政に関する小委員会の座長として答申の取りまとめに当たった私に意見陳述の機会をいただいたものと理解しております。 以下、私の考えを述べることといたします。 まず、答申までの審議経過についてお話しいたします。 中教審は、平成九年
○河野参考人 御紹介いただきました河野でございます。 本日は、本委員会で、中央教育審議会の答申「今後の地方教育行政の在り方について」に関する自由討議ということで、地方教育行政に関する小委員会の座長として答申の取りまとめに当たった私に意見陳述の機会をいただいたものと理解しております。 以下、私の考えを述べることといたします。 まず、答申までの審議経過についてお話しいたします。 中教審は、平成九年
○参考人(河野重男君) 反省をしているからいろいろ申し上げたわけでして、私なりの答えを言わせていただければ、そういうことをいろいろ考えながら、例えば教育職員養成審議会等でもさまざまな論点を詰めていって、今回の初任者研修のあり方、現職教師のあり方と同時に、一方では教育職員免許のあり方、そういうことを詰めていったときに、これは大学における、大学のこれからのあり方等をも考えながら審議していったと思います。
○参考人(河野重男君) 大学に問題があるのではないか、反省はないかということでございますが、御指摘のとおり、これは私の大学も含めて、やはり今回の考えられている改善とも関連させながら、大学での教員養成は一体どういうことをどのところまでやるのかということについて、もう少しこれは明確にしなければならないんじゃないかということは考えられ始めていると思います。 一番初めに私申し上げましたが、今回の初任者研修制度
○参考人(河野重男君) 河野でございます。今回の初任者研修制度を創設するための法案に関して、私の意見を申し述べる機会を得ましたことを光栄に思います。 申し上げるまでもなく、戦後の我が国の学校教育は、憲法及び教育基本法の示すところに従いつつ、国民の教育に対する熱意と関係者のたゆみない努力によって著しい発展を遂げて、今日の我が国の発展に多大の貢献をしてきたところでございます。しかし、今後我が国が二十一世紀
○参考人(河野重男君) 私は、それに違反するかどうかということについては法の専門家ではありませんので、そういうふうなことについてはっきりとしたことは申し上げられませんが、先ほど申しましたように、国会で十分に審議されて、それで総理の指名によるということになれば、必ずしもそう考えることもないのじゃないかというふうに思います。したがってあとはそういう国民的な合意を得るということが大前提だということで確認されているならば
○参考人(河野重男君) 私はこう考えます。 国会で十分に審議されて臨時教育審議会が設置。されるわけですが、その過程で何らかの意味で改革の理念につながるようなことはかなりあるいは十分に論議されたであろうということを前提にいたします、はっきりした形で出されているかどうかは別といたしまして。そういう国会での論議の過程を十分に経ながら設置された臨時教育審議会は、これもそう確信したいわけですが、国民の各層の
○参考人(河野重男君) それでは私の意見を述べさせていただきます。 最初に、今回の臨時教育審議会の設置、これは非常に意義のあることだと思い、賛成であります。この観点から、臨時教育審議会に対する私なりに期待していること、あるいはお願いを申し述べさしていただきます。 第一には、やはり教育改革の理念を明確にしていただきたいことでございます。つまり何のための教育改革かという視点の問題になろうかと思います